9月4日(火):公式練習
出場選手の少ない今回の大会は、開催国の10人枠を使い切ってやっと50人の出場のため、予選はなし。
そのため公式練習開始は当初の16時→17時へ変更。
テストジャンパーやスタッフさん、日本選手がそれぞれの車で会場入りする中、外国人選手のバスを待っていると、船木さんがマウンテンバイクでさぁ〜っと後ろの方から会場入り。
あそこにいた人で気が付いた人は何人いただろう??
外国人選手のバス、いつもは3台なのに今回は2台・・・寂し〜とか思いながら降りてくる選手達を笑顔でお出迎え(笑)半年ぶりの生選手達に私の心臓はどっきどき。「あ!○○選手が降りてきた!!」とか「ゴルディやっぱほっそ〜!!」とかぼそぼそと呟きながら選手の会場入りを見守りました。
選手が中に荷物を置いてくると、ぼちぼちアップでその辺に走りにでかけます。
いつもの札幌だと、ファンの皆さんがプレゼント渡したり、写真&サイン頼んだりしてるんですが、今回は平日開催のためか、はたまたシュミハニやFINチームが来てなかった為か、あまりその光景はみられませんでした。
このアップにも選手の性格?がでるようで、ぱぁっといってさぁっと帰ってくる選手や、一番先にでてって、みっちり走って一番最後に帰ってくるような選手。走った後にストレッチなどしながら体をほぐしてる選手などなど様々です。ランニング後に自分の乗ってきたバスの近くでストレッチしていたヘルくん。集中していたらしく、後ろからそぉっと近づいてきたきた観光バスにかなり驚いていました。
公式練習は全部で3本。かなり素敵な位置で写真を無心に撮っていた為、肝心な飛距離等は殆ど頭に入ってないという、なんとも使えない管理人ぶりです(汗)。ただ覚えてるのはホルンガッハーの132mジャンプ。 「スゲェ〜!!」と叫んでしまいました。宮平さんも、ケガからの復帰後初試合ながらよいジャンプをしていたように思います。風が不安定で、2本目以降はキャンセルする選手がぼちぼち(特に日本選手)。
葛西さんは1本も飛んでなかったです。
写真をとりつつNORチームに愛想を振りまいてた私、トミーとロアの笑顔ゲット!!
観光客、特に修学旅行生が妙に多かったこの日、原田さんと船木さんのジャンプに会場が沸いてました。
しかし3本目が始まるころには観客もめっきり少なくなり、寒さも倍増。
3本目が終わって選手がそれぞれのペースでバスに乗り込んでいくところを、NORチームの選手達に声をかけてみる。「頑張ってね!」の声に「ありがとう!!」と笑顔で答えて貰えました。他にもいろいろやらかしてるんですが・・・(笑)。出発していくところをお見送りしてこの日の観戦は終了。
写真は暗かったこともあって、24枚撮りのフィルムを1本しか使えませんでした。
おこぼればなしとしてこの日、なんと選手のアップ途中にウエディングドレス&タキシード姿の新郎新婦が素敵☆な車で大倉山にやってきました。そこで写真を一枚とって帰っていったのですが、たまたまアップから帰ってきていた岡部さんはじぃ〜っとみつめてたし、フランク・ルフラーは走りながら横目で見つつ、一度立ち止まり「結婚式??」と呟いてまた走り去って行きました。珍しい光景に、周りにいたファンの方々もなぜか写真をパチリパチリ。ちなみに私も一枚記念にパチリ(笑)
9月5日(水):試合(ナイター)
試技開始が5時ということで、ちょっと(かなり?)早めに会場入りし、またまた選手をぼぉっとお出迎え。ぼちぼちとモーテンくんとトミーにご挨拶。よい顔で会場入りしてました。
昨日と同じく、選手のアップ姿を見学し、試技が始まるというので観戦ポイントへと移動しました。
試技は・・・これまた写真を撮っていた為よく覚えてません(爆)原田さんあたりがロングジャンプを見せていたようないなかったような・・・(汗)。ほんと使えなくてスイマセン・・・
一本目、風の影響か、P点前で落ちていく選手もぼちぼち。モーテンくんは78.5m、がくぅっとうなだれながらランディングバーンを滑り降り、止まったと思ったらすぐに板を脱ぎ、テクテクと戻っていってしまいました。
そして優勝してくれないかしらと地味に期待していたラデリくんもまさかの77.5mとなんと最下位。
その他ノルウェーチームはみんなそれぞれ自分的にも満足できるようなジャンプだったようで、ロモレンくんは力強いガッツポーズも披露してくれました。
そして“熱い男”ダミヤンの130mの大ジャンプ!!!これには会場もびっくり。
昨日の公式でも大ジャンプを披露したホルンガッハーも129m飛んできて、一本目終了時の順位は以下の通り。
1.ダミヤン・フラース
2.シュテファン・ホルンガッハー
3.原田雅彦
4.シュテファン・ホッケ
5.アンドレアス・ゴルドベルガー
6.アダム・マリシュ
そして7位にアラン・アルボーンが入ってました。
今大会唯一のScandinavianチーム、ノルウェー勢も今回は5人中4人が2本目へ。
10.トミー、13.ロア、17.ロモレン、21.ドンネムという順位。
二本目、ドンネムくんが121.5mK点越えジャンプで笑顔炸裂。1本目も2本目もまずまずな感じをうけたヘルくんは二本とも納得がいかないような顔つきでした。他のノルウェー勢は無難に二本まとめて二本目も終了。
ロモレンくんだけはなにか手ごたえを掴んだような満足そうな顔をしてました。
アランくんの127m、ゴルディ126m、とK点越えが続き順位を上げる中、続くホッケと原田さんは思うように距離が伸ばせず順位を下げます。一本目二位のホルンガッハーが132mの本日最長不倒をたたき出し、残るダミヤンに注目。・・・しかしまさかの109.5mでダミヤンは7位まで順位を下げてしまいました。
結局結果は以下のとおり。
1.シュテファン・ホルンガッハー
2.アンドレアス・ゴルドベルガー
3.アラン・アルボーン
4.アダム・マリシュ
5.原田雅彦
6.ヤコブ・ヤンダ
前日の公式練習から調子の良かったホルンガッハーの優勝に、納得しつつ、アランくんの表彰台が結構嬉しかったりします。スター選手が出場していなかったとはいえ、世界レベルの大会では、マグレで表彰台に立てることはありません。自国開催のオリンピックに向けて、しっかり準備してるのだなぁと感心します。
年に2回のワールドゲーム観戦。やっぱり生のジャンプ一つ一つに興奮し、距離を伸ばす選手にゾクゾクしながらの観戦が私は大好きです。次は来年の1月。さて今度はどの国の選手が来日してくれるのでしょうか?
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☆おまけ☆
実は私、Scandinavian管理人としての大きな使命(一人で勝手につくりました・笑)を達成すべく、二本目の最終3人のジャンプはみてませんでした(汗)。ちなみに表彰式もみておりません。
そのころ何をしていたかというと・・・
Scandinavianを代表する3ヶ国の中で唯一来日してくれたノルウェーチームの労をねぎらうために用意したちょっとしたプレゼントを渡すために、一人選手のバスの方に向かい走っておりました。なんたってこれが最終チャンス。失敗ジャンプをかましてしまったモーテンくんはきっと傷心のままはやめにバス入りしてしまうだろうと踏んでの表彰台キャンセル(いや、私が・笑)が幸いして、一人とぼとぼと荷物を運ぶモーテンくんに無事プレゼントを渡すことができました。
表彰式の間、その後も続々と降りてくるノルウェー選手全員に、ちゃんとプレゼントを渡すことができました。渡す時に皆と2言3言言葉を交わし、時には熱い握手を交わし、バスに乗り込むサマを見届けホッとしていると、早速プレゼントを開け、皆でそれを食べている姿が!!笑えました(笑)。バスの窓越しにトミーが手を振ってくれました♪
みんな「ありがとう」と綺麗な日本語でゆってくれたのですが、だれに教わったのでしょうか??
怖いイメージのあるロアやロモレンくんの意外な真面目さというか、優しさにも触れることができ、私も大満足(爆)
バスに向かう選手達、笑顔で写真やサインを引き受けている選手もいれば、がっくりと肩を落として足早に通り過ぎて いく選手もいたり。そんな中でもダミヤンの落胆振りは一番でした。そりゃぁね・・・
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