◆2003年1月26日◆
前日のロアの優勝ではしゃぎすぎた私、朝起きるのも辛くこの日はどうもお疲れモード。試技の時間も昨日より遅いし、遅く出てっても大丈夫だなぁ〜なんて、いつもより少し遅くにホテルをでたら、なんといつもの場所は人だかり(笑)すげぇ〜って思っちゃいました。でもいいんだい。今日は大人しくしてるんだもん(笑)
それからすぐに選手の乗ったバスが来たんですね。クリスに挨拶しただけでこのときも大人しく選手の会場入りを見守りましたよ。それから走りに出て行く選手達をまた観察(笑)。そして、出てきましたロアが!とりあえず走って帰ってきてから話しかけてみようと待ってました。ロアはいっつもみっちり走りますからね。結構待ちました。待ちながら「エンゲで会ったの覚えてるか聞いてみよう!」ってことになって、頭で「Kommer
du ihåg oss…?」と文章のおさらいしてたんです。で、帰ってきて、声をかけたはいいんですが・・・ロアを目の前にすると、なんと頭が真っ白!!やばい、やばい・・・とか思いながらとりあえず旗にサインをもらいつつ、やっと少し思い出し、「Kommer
du?・・・Kommer du・・・?(覚えてる?覚えてる?)」と何度か繰り返し、やっと全文言えました(笑)いやぁ焦った〜(^^;その時は緊張のあまり、旗しか見つめてなかったので、ロアがどんな顔してしゃべり終わるまで待っててくれたのかはわかりませんが、きっと笑顔でいてくれたと思います(^^;。
一方「覚えてる?」と言われたロア、一瞬答えに間があいて、下を向いている私の顔を覗き込み、「Ja!(うん)」と笑顔で言ってくれました♪しかし本当に覚えてくれていたのかは謎でございます。でもいいんです。笑顔がかわいかったから(笑)
しかしそれからの私は落ち着いたもんでした。さっと手袋をとって「昨日の優勝おめでとう!」といいながら、しっかり握手を求めてました(笑)。ロアは最高の笑顔で「ありがとう!」と。・・・もうささくれだったココロにじんわりとしみ込む笑顔でございました(^^)。じゃぁ!と行こうとするロア・・・「あっ!」・・・プレゼントを渡し忘れてます!!全然落ち着いてなかったんですね(苦笑)。ちゃんとすぐ呼び止めて渡せましたけど。
今日も朝から雪が降っていて、いきなり一本目から本番に変更。それまで時間があったので、またきっと選手が走りにでるだろうとふんでまたいつもの場所で待ってました。だってロモレンくんにまだおめでとうを言ってません。
ロモレンくんを待ってる間にも、他のNORチームの面々が走りに出てきました。パタパタと旗を振っているとランニングから戻ってきたAndersがまず旗にサインをしてくれました。「サインしてください!」「・・・(コクリ)」「ありがとう!」「・・・(コクリ)」(笑)。Andersの生声聞けず(笑)。
そしてロモレンくんが帰ってきた!と思ったら・・・なぜか手前で止まってウォークマンのリモコン?をイジイジ・・・ずーっとイジイジ・・・いつまでもイジイジ・・・・・・・・・。その後ろからLarsが迫ってきています。『あれ?ロモレンくん来てくれないとLarsがきちゃうよぅ(焦)・・・でもLarsのは別にいいか(爆)』とか思ってたのですが、旗に気づいたLarsがニコニコ顔で近づいて来てくれたのでした。『もう、しょうがないなぁ・・・ロモレンくんもう少しそこでイジイジしててね・・・』と腹の中では思いつつ、Larsに旗を差し出す私(笑)
なんだか上機嫌だったLarsは「・・・旗振ってたでしょ?あれ、よかったよ(にやり)」最初の方は何を言っているのかわかんなかったですが、そんな感じだったと思います。そしてそれまで無言だった私が「ありがとう!」といったら、なにやら驚いていた様子だったので、もう一度言ってみた(笑)。「どういたしまして」と笑いながらペコリとお辞儀をしていったLars。みためよりソフトな感じでございました。
そんなやり取りがあった間もロモレンくんは変わらずリモコンをいじっていたらしく、その後やっと来てくれました。声をかけるとおもむろに近づいてきてくれて旗にサカサカっとサインをしてくれました。よし、今こそおめでとうを言うときだ!「昨日の3位、おめでとう!」完璧に言い切りました。しかし・・・ロモレンくん、ヘッドホンをしてたため聞こえてなかったらしい(涙)、ごめんごめんという感じでヘッドホンを取ってくれたのですが、そこで私の”いっぱいいっぱいスイッチ”がオン!!「あの・・・えっと・・・」とどもった挙句、次に出てきた言葉はなんと「”明日”の3位おめでとう!!」・・・・・・あ゙〜〜〜〜!!やっちまいました・・・でもすぐ気づいて言い直そうとしたんですが、次に出てきたのは・・・「あっ、違う、”今日”!」いや今日でもないし(爆)。一人であわあわしてたらロモレンくんから「”昨日”でしょ。」と優しいつっこみが!「そう、それ!」と、なんとも恥ずかしさいっぱいの私でございました。せっかくのロモレンくんなのに、やっぱり顔をみれませんでした。まったくこのパニック癖直らんかしら(沈)
試合はといいますと、昨日と同様元気のないFINチームと、昨日と同様調子のいいNORチーム。そしてやっぱりAUTチームが飛んできまして、一本目、NORではSigrudが2位につけて折り返しです。この日私は本当にやる気がなかった・・・だってずっと中でみてたんですもん(爆)でも反応はちゃんとする(笑)あの中で多分一番うるさかったかもわかりません。いきなり叫ぶし(笑)。
一本目が終わって、おなかがすいたので何か買いにいこうと外にでたら、なんとAUTのシュワルツェンベルガー選手が出店の列の一番後ろにならんでるじゃないですか!!!何を買うんだろうと観察してたら、なんとおソバ買ってました!どうやってオーダーしたんだろう・・・おソバを両手でもって慎重に歩く姿はなんだかかわいらしかったです。
二本目も中で観戦。それでもちゃんと見てたはずなのにあんまり覚えてないんですよね(苦笑)。やっぱり疲れてたのかしら。・・・と自分に言い訳。FINチームもNORチームも2本目あまり距離を伸ばせず、今日はAUTに持ってかれるか?と思っていたら・・・やってくれましたSigurd!この日の最長不倒、131.5mを飛んで見事優勝です!!
Sigurdの表彰式をとるか他の選手への最後のご挨拶を取るか・・・迷った挙句私は泣く泣くSigurdを諦めました。だって今日はまだTamiと接触してないんだもん!(バカですいません・汗) Andersとロアに担がれたんですってね、Sigurd。またNORチームみんなで喜び爆発だったんでしょうね!見たかった・・・でもいいんです。お友達が写真とってくれてたといったので。Sigurd,今季二勝目おめでとう!
そして選手への最後のご挨拶。次いつ会うことができるかわからない彼らの姿をしっかりと目に焼き付けておこうと・・・。最後にTamiの姿も見ることができ、幸せいっぱいでした。Tamiカードもゲットしましたしね♪そしてまたNOR国旗をパタパタ振る私を横目でチラ見して微笑んで行ってくれたLars、ロア。ロアコール(?)が結構かかってましたね(^^)。そうこうしていると、NORのノルディック部門のチーフ(でいいのかな?)であるAalbuさんがいらしたので、ノリで(笑)「Grattis Norige!(おめでとうノルウェー!)」といったら、Aalbuさん以下4,5名の方が一斉に「Tack Tack!(Takkか?!ありがとうという意味)」といって、左手を大きく振ってくれました。満足満足♪と思っていると、その中の一人がふいっと戻ってきて、なんと2003年バージョンのHolmenkollenのピンバッジをくれたのです!いかなきゃもらえないだろう(行ってももらえるもんなのか?)ものを思いがけずもらってしまってびっくり&嬉しかったです。今回勇気を出してSWE語でしゃべっててよかったと思いました。
本当に今回の札幌大会は、NORチームのための大会のようでした。そして・・・私のため?(笑)
今回のこの活躍で、NORチームへの関心も高まったことでしょう。とりあえず私の周りにロモレンくんファンが増えました(笑)
私はというと、NORチームの魅力を再確認し、やっぱり人は見かけで判断しちゃいけないなぁと反省し、やっぱりTamiが好きだなぁと気づいてしまった観戦でした(笑)
まったく本当に今回のレポはミーハー一直線だな・・・
でもね、最後の最後まで本とに濃い札幌でした。次は何をやらかそうかな・・・ |
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